部下であるパートさんが急逝されたので祈る

記事投稿 2021年3月2日
最終更新 2021年3月2日



どうも、ゲ2(げっつー)と申します。


大変悲しい話。
おそらく、自分の中でもまだ消化しきれていないと思うので、消化しがてら。


先日、自分の部下であるパートさんが急逝されました。
部下といっても自分より随分と年上。
70歳くらいだと思います。




自分の所属先する部署は物流倉庫。
数名の社員と約50名のパートさん(週1出勤含む)によって構成されています。
パートさんは2〜15名程度のチームで入荷出荷作業に当たっていただいています。
入荷を担当するチーム以外は女性がほとんどで、男性は各チームに1人いるかいないかです。

先日亡くなられたのは、その中の自分直下のチームの1つで活躍されていた方。
そのチームは1日3人か4人で構成されており、その中で週4フルタイムで働いてみえました。

少数精鋭、女性中心のチームで、唯一の男性。
かつ、最年長。
担当社員は自分の様なまだまだ若造。
別のチームリーダーの方や自分を立てつつ、必要な指摘や提言をしてくださる大変有り難い方でした。


11月くらいまでは普通に仕事してみえたのだが、12月頃急に体調を崩すようになり、出勤即早退が続き、その後休職。
しばらく入院されていたようだったが、年明けに退院。
年明けにみえた時は、随分と痩せられてみえました。

細身で身長が高いので、元から痩せて見えたのに、更に痩せてしまっていました。
冗談抜きで、死んでしまうじゃないかと心配していました。

1月中はまだ復帰するつもりで話をしていたが、2月になって退職を決意されました。
手続きの為にみえた時には、更に痩せてしまっており、随分と落ち込んだ様子でした。

目に涙を浮かべてみえました。

申し訳なくて、他のパートさん達に合わせる顔がないといって、こっそりと帰っていかれた。

3月中に正式に退職になる予定でした。


一番長く一緒にいたパートさんは「顔も合わせずになんて」といって心配していました。

「また機会はいくらでもあるよ」なんて軽く話していました。

事実、暖かくなったら、食事かなにか顔を合わせる場を作ろうと思っていました。

が、




そこから半月もしないうちに亡くなられた。




あまりにも急すぎる。

時勢もあってか、ご家族だけで葬儀を済まされたそう。

パートさん達は「悪いけど、また体調悪いから、帰らせてもらうわ」というやり取りが最期になってしまいました。


自分はパートさん達のことを、勝手に部長職で呼んでいます。
チームリーダーのパートさんなら「○○チーム担当部長△△さん」みたいな感じ。

今回亡くなられた方は「○○チーム作業者 兼 ✕✕作業担当部長 兼 ○○チーム担当顧問」だと思っていました。
直接呼んだことはないけどね。
他にも年配のパートさんみえるけど、「顧問」のような重職だと思えるのは、この方だけだなぁ。


様々な経験のある方だったと思う。
色々なことを感じてみえたと思う。
それを、立場を弁えつつ、指摘や要望してくださる、本当に重要な方でした。
本当に勉強させていただきました。
そしてみんなに好かれるとても良い方でした。

たまにバグって、みんなを困らせることもあったけどね。


退職が決まった後もみんなで「ただただ元気に暮らしてほしい」と話していたばかりでした。

本当に残念でなりません。


まだ自分も含めみんな消化し切れていない部分があり、落ち込んでいる部分があると感じています。


通夜・告別式に参列出来ていないので、余計にだと思います。
葬儀は残された人の為というのは、本当だなと改めて感じさせられました。



でも、落ち込んでいるからといって仕事を止めるわけにもいきません。
そんなことで仕事を止めてしまったら、逆に申し訳が立たない。
きっと叱られてしまいます。


そう思い、先日、作業場の私物入れにしてみえたダンボール箱と休憩用の椅子を片付けました。

なにか残酷なことをしているのではないか、という恐怖にも駆られました。
しかし、それを残しておいたことで作業効率落としたら、それもやっぱり叱られるだろうと思います。



自分は、天国とかそういうのは信じてはいないです。



が、安らかであることを祈るばかりです。




お疲れ様でした。

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