非行防止にティッシュとうちわ配ってる人に意味はあるのか?


最終更新 2016年7月27日


はいどうも、ゲ2(げっつー)と申します。

昨日、夕飯の準備にスーパーへ買物に行った時の話なのですが。

店の出入り口のところに5,6人のおじさんおばさんがいまして。
なんだかわからないけど「お願いしまーす」とか言っていました。
正直、邪魔くさいなーと思ったのでスルーして店に入りました。

入る時はスルー出来たのですが、買い物を終えて出るときには捕まりまして。
やっぱり「お願いしまーす」とか言われて、ポケットティッシュ2つとうちわを渡されました。

多くの人が同じだったと思いますが、雨も降っていたのでその場では見ずに車に向かいました。

そしたら、渡されたポケットティッシュには「青少年非行防止」みたいなことが書いてありました。



何がどう「お願いします」なのか


見て、最初に思ったのは、何がどう「お願いします」なのかと。
私が受け取ったのは間違いないのです。受け取ったのは間違いないけど、感覚としては押し付けられたようなものです。
それで、見てみたら、非行防止って。

「一体俺にどうしろと???」

そう思いました。

間違っても私は非行している青少年ではありません。(無職だけど)

真面目にすごく好意的に考えると「青少年の非行防止にご協力ください」みたいな感じでしょう。

「で?」

って感じです。

具体的な協力の仕方もなにも提示せず「ご協力ください」みたいな雰囲気を醸し出されても困ります。
受け取った大半の人が「そうなの、ふーん」くらいで関心も持たなさそうな渡し方されて、何がどう青少年の非行防止の活動なのか私は知りたいです。


営業妨害に近い何かがある


私が買い物に行ったスーパーの出入り口に5,6人立っていたんです。
入口塞がれて邪魔です。

大きいショッピングモールとかではなくて、普通のスーパーでした。お客様用の出入り口は1箇所しかない。
そんなところに5人も6人も立っていては邪魔です。
更に雨も降っているのに、ギリギリ屋根のあるところにたむろされては、店の側も困るでしょう。

その話を店に持ってこられた時点で、店の側は拒否権を持ちません。
たこ焼き屋のような営利行為であれば、テナント料も発生しますし、断りようもあります。
しかし、非営利の行為で、青少年の非行防止のような綺麗なお題目を並べられると拒否出来ません。
そういうことをする人は店の商圏内に住んでいる可能性があり、悪く考えると「あそこの店は非行防止の取り組みに協力してもらえなかったのよ」みたいな悪評を流される可能性があるからです。
あくまで可能性ですが、それを店が確認する術はありません。
そうしたら店から言えることは「お客様の妨げにならないようにお願いします」くらいしか言えません。

その結果、昨日の人たちは(お題目の良し悪しは別にしても)邪魔と、私に思われるのです。


そもそもその活動に効果はあるのか?

それで私にお題目の良し悪しは別にしても邪魔だと思われた活動ですが、そもそもそれに効果はあるのでしょうか。

詳細どころかお題目さえも説明せずに、ただひたすらにポケットティッシュとうちわを押し付ける配るという活動に効果があるとは到底思えません。

物を配ってアピールする手段そのものが間違いだとは思いません。
商品名であったり、会社名であったりを認知させる為には有用な手段だとは思います。
たまたま友達と遊びに出掛けた時にあった、ツイッターの10周年ステッカーを配ってたのは話題作りとして上手いと思いましたね。

でも、青少年の非行防止の為の手段としては適切ではないでしょう。

「青少年が非行に走るのは良くないこと」であることは大概の人が言われるまでもなくわかっていることです。
それを殊更、物を配ってアピールすることは、自分たちの存在をアピールしているだけのことにしか解釈出来ません。

「私たちは青少年の非行防止の活動をしてます、偉いでしょ」とか「私たちは青少年の非行防止の活動をしています、活動してますよ」とか。
すごく上っ面のアピールにみえます。実際に他の活動しているかどうかに関わらず、です。


そもそもターゲット間違えてるんだよなぁ


「青少年の非行防止」というお題目であれば、平日夕方5時のスーパーで活動することは間違っているのでは。
スーパーは曜日や時間によって客層が違います。もちろん立地や商圏、モールかどうかなので異なります。
モールでないスーパーの平日の夕方なら、単身者が増えてくる頃です。中高生の子どもを持つ親ならもう少し前の時間帯が主です。夕飯の支度しないといけないですからね。
祖父母がターゲットなら、開店から昼までが主です。早寝早起きですからね。

何時から活動していたか知りませんか、夕方は既にタイミングを逃しています。

そもそも、「青少年の非行防止」を目的に活動しているのであれば、メインターゲットは学生でしょうから、学校終わりの時間に校門の前にいるのが正解ではないでしょうか。

「悩みがあったり、友人が非行にはしってたらここに連絡してよ」という感じで。

青少年視点で見たら「家族」よりも「友人」の方が身近なのではないかと思います。(真に身近なのはやはり家族なことが多いと思いますが)
既に非行に走り出してたら家族の話なんか聞くわけないし。


世の中タダなもんはないんだよ

そんなターゲットを間違えた昨日の人たちはきっとボランティアでやっているに違いないでしょう。ボランティアでやっててくれ、税金なんか使ってたら許さないからな。

ただの紙では受けっとってもらえないでしょうから、ポケットティッシュである必要はあるでしょう。
でも、1人に対してポケットティッシュ2つとうちわ。費用掛け過ぎではないでしょうか。
しかも、うちわは夏場しか使いません。そもそも昔ほどうちわに需要はないと思いますが……。
ポケットティッシュもうちわもタダではありません。原価意識が足りないのでは。

まぁ、そんなことはないと思うのですが、万が一にも人件費が出ていたら。億分の一にも人件費が出ていたら。まぁ、ありえない仮定ではありますが、もしそんなことがあったら。

スーパーの出口に1人立っていれば十分なので人件費は大大大大大大カットが出来ます。まぁ、ありえないと思うんですけどね。






お題目から全否定しているわけではないのですが、どうにもツッコミ入れたくなるところが多すぎて、書き殴ってしまいました。
ちゃんと効果があれば良いのですが、本当に効果出ているのでしょうか……。
今回は以上です。では。



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