©コピーライトから考えるスパロボTの隠し玉


記事投稿 2018年12月1日
最終更新 2019年2月11日


どうも、ゲ2(げっつー)と申します。

スーパーロボット大戦Tについて色々と情報をまとめて『スパロボTの発売前情報と予想を随時まとめ。機体・キャラ・武器・声優など』に書いていくうちに、引っかかったことなんですが。


「スパロボTのゲッターロボにはまだなにかある」
「ゲッペラーが出るのでは?」
など色々と書き込みを見かけました。

なんでその予想?と思っていたのですが、調べるうちに順々にわかってきたので、あえて別記事でまとめておきます。




ことの発端


何故かそういう書き込みでゲッターロボ関連が多かったんですよね。
まぁ、直近のスパロボ御三家を考えてみると、

ガンダムは、順々に新作が参戦し、Hi-νガンダムも復活

マジンガーは、マジンエンペラーGの登場、マジンカイザーの復活、スパロボTではマジンガーZ/INFINYの参戦

ところが、ゲッターロボは、年々参戦回数が減りがち、そして真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日ばかり

と初代から参戦してきた御三家の一角は完全に凋落しています。

直近、ずーーーーっと、ネオゲッターの再参戦するのを希望していますが、それも叶わず。
一応、ソシャゲのスパクロでは、ゲッターロボ號(登場人物は漫画版、機体はアニメ版)が参戦したりしていますが、元々チェンゲが参戦していることもあり、あまり存在感を出せていません。

まぁ、確かにゲッターロボにはテコ入れが必要だと思います。
まず、チェンゲ以外に切り替えろよ……と思ってしまいますが、大人の事情か、グラフィック等の流用の都合か、チェンゲ連続参戦は続いたままです。


で、ゲッターロボにテコ入れしたくなる気持ちはわかるけど、複数人がゲッターに隠し玉を断言している現状はなんだろうなと思いました。


理由はスパロボTのコピーライト



みんながゲッターロボの隠し玉を予想している理由がわかりました。
それが、スパロボTのコピーライト。

公式サイトやPVの最後に表示されている著作権表示です。

コピーライトマーク
これね。



スパロボT公式サイトの一番下に表示されているコピーライト


それで、スパロボTのサイトの一番下に表示されているのがこれ。

いかんせんこの表示だと字が小さいですね……。
わかりやすくするとこうです。


©CLAMP・ST/講談社・TMS
©サンライズ
©ジーベック/1998 NADESICO製作委員会
©創通・サンライズ
©東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサイエティ
©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会
©BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX
©松本零士・東急エージェンシー
©1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
©2005 AIC・チームダンチェスター/ガンソードパートナーズ



それで、スパロボTの参戦作品がこの25作品。


無敵ロボ トライダーG7
聖戦士ダンバイン
聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
機動戦士クロスボーン・ガンダム
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
機動武闘伝Gガンダム
装甲騎兵ボトムズ
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
勇者特急マイトガイン
勇者王ガオガイガー
カウボーイビバップ
トップをねらえ!
劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
真ゲッターロボ 世界最後の日
劇場版 マジンガーZ / INFINITY
わが青春のアルカディア 無限軌道SSX
魔法騎士レイアース
ガン×ソード
楽園追放 -Expelled from Paradise-



そして、コピーライトの表示と参戦作品を照合していきました。


製作委員会方式で明らかにわかるものは、そのまま作品を当てはめました。
そうでないものは、各作品の公式サイトをチェックしてサイトのコピーライトをチェックしました。


スパロボTのコピーライトと参戦作品
コピーライトの表示コピーライトに該当する参戦作品
©CLAMP・ST/講談社・TMS 魔法騎士レイアース
©サンライズ 無敵ロボ トライダーG7
装甲騎兵ボトムズ
装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー
装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル
カウボーイビバップ
勇者特急マイトガイン
勇者王ガオガイガー
©ジーベック/1998 NADESICO製作委員会 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
©創通・サンライズ 聖戦士ダンバイン
聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine
機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動武闘伝Gガンダム
©東映アニメーション・ニトロプラス/
楽園追放ソサイエティ
楽園追放 -Expelled from Paradise-
©永井豪・石川賢/ダイナミック企画
©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会 劇場版 マジンガーZ / INFINITY
©BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX トップをねらえ!
©松本零士・東急エージェンシー わが青春のアルカディア 無限軌道SSX
©1998 永井豪・石川賢/
ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
真ゲッターロボ 世界最後の日
©2005 AIC・チームダンチェスター/
ガンソードパートナーズ
ガン×ソード
不明 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
機動戦士クロスボーン・ガンダム
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人


小説のベルチルと、コミックのクロスボーンガンダム各種は、専用のサイトもないので不明としました。
が、おそらく他のガンダムシリーズと同じで、「©創通・サンライズ」でしょう。

それは良いのですが、空欄が1箇所。

「©永井豪・石川賢/ダイナミック企画」

確かにゲッターロボの原作者である2人の名前と版権管理しているダイナミックの名前が。
ゲッターロボになにかありそう。









いや、そうだろうか?

1作品に対してコピーライトが2つの場合もあるのではないか?





と思ったので、調べました。
スパロボXも同じように!


スパロボXのコピーライトを調べた



ということで、スパロボXのコピーライトと参戦作品を調べていました。


スパロボXのコピーライトと参戦作品
コピーライトの表示コピーライトに該当する参戦作品
©NHK・NEP ふしぎの海のナディア
©GAINAX・中島かずき/
アニプレックス・KONAMI・テレビ東京・電通
天元突破グレンラガン
©GAINAX・中島かずき/
劇場版グレンラガン製作委員会 
劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇
©Go Nagai・Yoshiaki Tabata・Yuuki Yogo/
Dynamic Planning
真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍
©サンライズ 勇者特急マイトガイン
©サンライズ・R 魔神英雄伝ワタル
©SUNRISE/BUDDY COMPLEX COMMITTEE  バディ・コンプレックス
バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-
©SUNRISE/PROJECT ANGE クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
©SUNRISE/
PROJECT GEASS Character Design
©2006-2008 CLAMP・ST 
コードギアス 反逆のルルーシュR2
©創通・サンライズ 無敵鋼人ダイターン3
聖戦士ダンバイン
聖戦士ダンバイン New Story of Aura Battler Dunbine
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダムF91
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
ガンダム Gのレコンギスタ
©永井豪/ダイナミック企画
©2009 永井豪/
ダイナミック企画・くろがね屋
真マジンガー 衝撃! Z編
不明 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
マジンカイザー(オリジナル版)
マジンエンペラーG

すると、スパロボTと同じ現象がスパロボXでも起こりました。

まず、はやりベルチルとクロスボーンガンダムが不明でした。
まぁ、他のガンダムと同じように以下略。

それで、もう2つ不明なのが、オリジナル版のマジンカイザーとマジンエンペラーGの存在。
これも確認のしようがない。
が、空欄になったのが、

「©永井豪/ダイナミック企画」

マジンガーの原作者永井豪と版権を管理しているダイナミックの名前。
両方ともが完全にそうとは言い切れないが、でもハズレでもないはず。



このマジンガーと同じように、スパロボTのゲッターに隠し玉があるのに違いない。








いや、そうだろうか?(2回目)

スパロボXをまとめた結果として、コードギアスは「©SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design」と「©2006-2008 CLAMP・ST」の2つあります。
コードギアスと同じようにチェンゲにコピーライトが2つの可能性もまだ拭えません。



と思ったので、調べました。
チェンゲが参戦していたスパロボVも同じように!


スパロボVのコピーライトを調べた


ということで、スパロボVのコピーライトと参戦作品を調べていました。



スパロボVのコピーライトと参戦作品
コピーライトの表示コピーライトに該当する参戦作品
©賀東招二・四季童子/ミスリル フルメタル・パニック!
©賀東招二・四季童子/陣代高校生徒会 フルメタル・パニック?ふもっふ
©賀東招二・四季童子/
Full Metal Panic!Film Partners
フルメタル・パニック! The Second Raid
©カラー ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
©Go Nagai・Yoshiaki Tabata・Yuuki Yogo/
Dynamic Planning
真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍
©サンライズ 勇者特急マイトガイン
©SUNRISE/PROJECT ANGE クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
©ジーベック/1998 NADESICO製作委員会 劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
©創通・サンライズ 無敵超人ザンボット3
無敵鋼人ダイターン3
機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
機動戦士ガンダムUC
©永井豪/ダイナミック企画
©1998 賀東招二・四季童子/
KADOKAWA 富士見書房・刊
フルメタル・パニック! (原作小説版)
©1998 永井豪・石川賢/
ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
真ゲッターロボ 世界最後の日
©2009 永井豪・ダイナミック企画・くろがね屋 真マジンガー 衝撃! Z編
©2012 宇宙戦艦ヤマト 製作委員会 宇宙戦艦ヤマト2199
不明 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
機動戦士クロスボーン・ガンダム
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
マジンエンペラーG

すると、スパロボVでも、スパロボT、Xと同じ現象が起こりました。

小説の閃光のハサウェイと、クロスボーンガンダム、マジンエンペラーGが、やっぱりわからない。
で、ガンダムはもう「©創通・サンライズ」だろうということで以下略なのですが。


マジンエンペラーG、スパロボV、Xともに

©永井豪/ダイナミック企画

が空欄のままなので、少なくとも、マジンエンペラーGはここじゃないかなと思います。
第3次Z天獄篇まで巻き戻ってここを確定させても良いのですが、それは本題ではないので置いておきます。

今回の本題のチェンゲ。

スパロボT、Vともに、「©1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会」があります。
しかし、「©永井豪・石川賢/ダイナミック企画」はスパロボTにはありますが、スパロボVにはありません。
このことから、チェンゲのコピーライトは「©1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会」だけだろうといえる。






なにか隠し玉がある




いや、そうだろうか?(3回目)

スパロボVの発売後に、チェンゲの版権の管理が変わって、

「©1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会」
「©永井豪・石川賢/ダイナミック企画」
両方に~


って、実質、一緒やーーーーー!!!!

とボケを置いておいて。



スパロボTに残された「©永井豪・石川賢/ダイナミック企画」。

チェンゲでもない。
他に石川賢が関わっている作品はない。


つまり



 な に か あ る



ゲッターロボのなにか、なにか隠し玉があるのでしょう。

それが何かは自分にはわかりませんが……
自分の名前の由来にゲッターロボがありつつも、特別ゲッターロボに詳しくはないので……
ゲッターエンペラーなのか、真ゲッタードラゴンなのか、それとも、マジンカイザーやマジンエンペラーGみたいな、新しい何かなのか。

楽しみにしましょう。



BGMではなさそう



書き足しですが、BGM関連ではないと思います。
TV版の曲が採用されるとかそういう感じは違うと思います。
まぁ、スパロボXのマジンカイザーと同じで、隠し玉の一部として「なくはない」とは思います。
が、「©永井豪・石川賢/ダイナミック企画」のコピーライトは、BGMではないでしょう。

『スパロボVのBGMをまとめた』を見てみてください。
スパロボVの限定版、プレミアムアニメソング&サウンドエディションには、劇場版で参戦しているが、TV版のオープニング曲が採用されているのが何作品かあります。

わかりやすいのが、ナデシコ。
劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-でのみ参戦していますが、TV版機動戦艦ナデシコのオープニング曲「YOU GET TO BURNING」が採用されています。
しかし、スパロボVのナデシコのコピーライトは前述の通り「©ジーベック/1998 NADESICO製作委員会」です。
この「©ジーベック/1998 NADESICO製作委員会」は劇場版機動戦艦ナデシコのものであり、TV版機動戦艦ナデシコの場合は「©ジーベック/ナデシコ製作委員会・テレビ東京」になるはずです。
そもそも、TV版の放送は1996年から1997年に掛けてです。

もし、TV版のBGM採用でコピーライトが必要ならば、スパロボVでも「©ジーベック/ナデシコ製作委員会・テレビ東京」と「©ジーベック/1998 NADESICO製作委員会」の両方が表示されるはずです。

以上のことから、「©永井豪・石川賢/ダイナミック企画」の表示を持ってして、BGMのみ、ということはないでしょう。


と思ったがBGMでもあった


限定版、プレミアムアニメソング&サウンドエディションの曲目が発表されてびっくり。

そこにはゲッターロボ大決戦!の文字が。

そこから来たか、と。

ゲッターロボ大決戦の曲、Can't Stopが収録されています。
しかも、限定版は全て原曲版なので、遠藤正明の歌ありです。
(かっこいいぞ、遠藤正明!)
限定版がPS4のみなのが非常に残念。
通常版にも収録されるのでしょうか??
Switchでも聴けるのか???

大変失礼しました、自分が勘違いしていました。
PS4本体の機能による手元のMP3ファイルをゲーム中のBGMに設定できる「エディットBGM機能」がPS4のみ、で、Switchも限定版が発売されるようです。


前述の通り、BGMのみ、ということはないと思います。


ゲッターロボ大決戦から何かくるのでしょうか???



やはりお前だったか真ゲッタードラゴン


1月11日の生スパロボチャンネルにて公開されたPV2にて、答えが出ました。
やっぱりお前だったか、真ゲッタードラゴン!!!


おそらく一番期待されていたであろう、真ゲッタードラゴンが期待通りに登場してくれました。
そうだよ、そういう期待通りの展開を待っていたんだ!!




余談




スパロボZの情報が出た時に、寺田Pがスパログで

>実は、新規参戦作品はあと一つあります。
>ここでヒントを出しましょう。

>それは……他の新規参戦作品は著作権表記でバレてしまうからなんですね。

と書いていたのを思い出します。

あの頃は、それを予想して、本当に当ててしまう人がいて、「すげーなー」ってただ思っていたのですが……。
いつの間にか同じようなことをしています。

逆に、そういうことでしか楽しめなくなってしまったのかもしれませんが……





これで、これ以上に隠し玉も何もなかったらわらう。




よろしければ、他の記事もどうぞ。

『スーパーロボット大戦T スタッフロール』
『スパロボTの発売前情報と予想を随時まとめ。機体・キャラ・武器・声優など』
『スパロボTのBGM・収録曲をまとめ』

『スパロボVのBGMをまとめた』

『スパロボTから考える今後スパロボの選曲』
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『INFINITYによってスパロボのTV版マジンガーZが変わる可能性』

『寺田貴信Pをはじめとしたスパロボのシナリオライターをまとめた!』
『合計271作品!スパロボの参戦作品一覧&参戦回数ランキング』
『スパロボの制作会社の特徴まとめと一覧』
『最大14役重複!!スパロボオリジナルキャラクターの声優一覧』

『スパロボ関連記事一覧』



2018年12月3日
見出しを追加。

2018年12月12日
プレミアムアニメソング&サウンドエディションのことを追記。

2019年1月13日
Switch限定版について、誤りを訂正。
やっぱりお前だったかを追記。

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