スパロボTから考える今後スパロボの選曲


記事投稿 2019年5月14日
最終更新 2019年5月21日



どうも、スパロボT24話プレイ中のゲ2(げっつー)と申します。
(前回の半月前の投稿から3話しか進んでない……)

前回、『スパロボTのブライトから考える今後のスパロボのボイス』という記事を投稿しました。
タイトルの通り、声について書きました。

それに引き続き、今回は、BGMから考えてみました。





これまでのスパロボの選曲


スパロボに採用される版権曲については、これまで各参戦作品のオーソドックスな曲が多く選ばれてきました。

主にオープニングテーマですね。
初期の頃の作品では「マジンガーZ」とか「ゲッターロボ」とか「コン・バトラーVのテーマ」とか、ロボット名の入っているのが多いですね。
平成だって、ナデシコなら「YOU GET TO BURNING」、チェンゲなら「HEARTS」、ファフナーなら「Shangri-La」という風に、この作品ならこの曲、というイメージが強いものが多いです。

オープニングテーマでない場合もあります。
トップをねらえ!ならガンバスターの合体シーンの「トップをねらえ! ~FLY HIGH~」、
エヴァンゲリオンなら戦闘シーンの「DECISIVE BATTLE」のように、
オープニングテーマでなくても、お馴染みのあの曲、というのが多く選ばれてきました。


ところが、最近それが大きく変わりつつあるように感じます。


限定版プレミアムアニメソング&サウンドエディションから考える最近の選曲



スパロボTでそれを顕著に感じさせられたのが、限定版プレミアムアニメソング&サウンドエディションのいくつかの曲です。


まず、ゲッターロボの「Can't stop」。
なんたって、曲出典がPS1ソフト「ゲッターロボ大決戦!」。
そりゃみんな知らないよって!

次にナデシコの「ROSE BUD」。
スパロボで劇ナデのBGMといえば「ブラックサレナIII」ですよね。
逆に主題歌の「Dearest」もスパロボV限定版の1回しか採用されていないのに、今度はテーマソングときました。
いやぁ、知らないって!

そして、カウボーイビバップの「さすらいのカウボーイ」。
OPの「Tank!」のアレンジで、本編では未登場。
サウンドトラックにのみ収録されておりって、みんな知らないって!!


という感じにすごくマイナーな曲も収録されています。

かといって、それぞれオーソドックスな曲が収録されてないわけではないんですけどね。
あくまで、オーソドックスな曲も収録されているなか、マイナーな曲も収録されている状況です。


人じゃあせっかく収録されているので、ってことでマイナー曲を設定している人、少なくはないんじゃないでしょうか?

ブラックサレナが参入したので戦闘BGMにROSE BUDを設定した。

真ゲッターロボが参入したので戦闘BGMにCan't stopを設定した。

という人、少なくはないんじゃないの?


自分はそう。

設定してみて、その曲に対する好みがあるので、デフォルトになってる曲に戻すかもしれない。
けれど、聴き慣れない曲も1回設定してみて聴いてみようって。
そうして気に入った曲は購入した人、少なくはないんじゃない?
少なくはないのうちの、少なくはないだけども。


少なくとも、自分はそれで、Can't stopがすごく気に入ってCD購入しました(仕事中にも鼻歌うたってるし!娘の子守唄にもうたってる)。


(全然全くそこまで進んでないけど、限定版だと真ゲッタードラゴンのデフォルトBGMがCan't stopになってるらしいね)


そうやって、スパロボで曲を購入してないませんか?


スパロボXでも、同様のことを感じました。

ガンダムZZのEDテーマ「一千万年銀河」。
いつものスパロボなら、2曲ともOPテーマで良かったんじゃないの、なんでEDテーマ?

ガンダムF91のイメージソング「君を見つめて -The time I'm seeing you-」。
OPテーマの「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」だけで良くない?

真マジンガーのEDテーマ「強き者よ」。
OPテーマの「守護神-The guardian」だけでなく「マジンカイザー」も収録されているのに、EDテーマ要らなくない?


と、思わなくもない。


そう思いつつ、みんな戦闘BGMに設定してみて、「君を見つめて -The time I'm seeing you-」は気に入って購入しました(しばらく仕事中もずっと鼻歌うたってた)。


そうやって、じみ〜〜に曲を購入させてきてるんじゃないか、と感じます。


版権CDが売れたら製作側に得はあるのか



スパロボ効果でCDが売れました!でスパロボ製作側にインセンティブが……………………いや、ないなぁ。
ないでしょうね。


しかし、直接的なインセンティブはなくても、間接的には意味があると考えられます。


結局、版権元も得にならなければ、スパロボへの参戦許可は出さないでしょう。

だから、スパロボはその参戦作品の販促、つまりDVDやらブルーレイやらCDやら超合金やらプラモやらの販促の役割も兼ねていくことに意味があります。

版権元が売りたいタイミングでスパロボに参戦させる。
スパロボに参戦したことで、スパロボユーザーがそれらを購入する確率がぐぐーんと上がる。


版権元は商品が売りたい。
スパロボは参戦作品を獲得したい(新規の参戦作品が獲得できなれけば、代わり映えしないスパロボにしかならず、スパロボ自体が売れない)。


スパロボの製作側と版権元はそういう共存関係になっている。
そういう共存関係で、スパロボそのもの・版権作品のDVD・CD・超合金・プラモなどなどなどの実績が作られている。

そうして作られた「実績」を元に、また「御社の作品もスパロボに出させてくださいよ、メリットありますよ~」といって参戦作品が増えていく……のかもしれない。

ある意味インセンティブ。



そして、スパロボを購入した我々は、その販促に乗っかってしまう必要があるわけですね。


生スパロボチャンネルでも、玩具に力入れてますしねぇ。
完全にスパロボと被せてますからね、玩具側もスパロボ側もお互いに。



今後のスパロボの選曲


で、選曲の話に戻るのですが。


既存参戦作品の既存商品に対して販促を仕掛けていくと考えると。

一番簡単なのが、曲になるのかなと。

DVD・ブルーレイは作品にある程度思い入れがある人は既に購入されているし、配信サイトの月額会員が多くなっています。
玩具類は生産・在庫の問題があり、流通していない場合もある。

それに対して、曲はiTunes等のデータでの販売がある程度一般化したので、購入機会がある程度確保されています。
(Can't stopはデータで販売されていなかったですが、Amazonで普通に新品ありましたし)


ただ、それぞれのオーソドックスな曲(冒頭に挙げた曲だと「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「コン・バトラーVのテーマ」「YOU GET TO BURNING」「HEARTS」「Shangri-La」)は既に購入済みの方が多いのではないかと思います。

それに対してこれまで採用されてこなかったような非オーソドックス曲(前述に挙げた曲だと「Can't stop」「ROSE BUD」「さすらいのカウボーイ」「一千万年銀河」「君を見つめて -The time I'm seeing you-」「強き者よ」)は今まで持ってなかったけど、この機会に気に入って購入した、購入する予定、という場合があります。


つまり、非オーソドックス曲をスパロボに採用していくことで、大きくはないかもしれませんが、商機があると思います。

スパロボはこの商機を今後も攻めていくことが考えられます。
その為、これまであまり採用されなかった曲が今後、少しずつ採用されるのではないでしょうか?
どうでしょうか?

エンディングテーマとか挿入歌とかイメージソングとか。

劇場版ガンダム00のイメージソングカッコいいから採用されないかな?
マクロス7の2009年に発売されたアルバム「Re.FIRE!!」の曲も良い(ずっとドハマリ中)。




ということで(どういうことで?)、CDを購入して、遠藤正明のカッコイイ、Can't stopをみんなで聴きましょう!
(最初からこれが言いたかっただけ)


自分はCan't stopを聴くために「マジンガー対ゲッター DYNAMIC SONGZ」というCDを購入しました。
Amazonで新品の取り扱いがあり、マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザー、ゲッターロボの2001ver、チェンゲ、ネオゲの主題歌も収録されています。
良い買い物でした。



ゲ2のメモ帳では、ゲ2によるゲ2の為のメモをついでに投稿しています。
よろしければ、他のメモもどうぞ。


『スパロボTのブライトから考える今後のスパロボのボイス』
『スパロボTのBGM・収録曲をまとめ』
『©コピーライトから考えるスパロボTの隠し玉』

『寺田貴信Pをはじめとしたスパロボのシナリオライターをまとめた!』
『スパロボの制作会社の特徴まとめと一覧』
『最大14役重複!!スパロボオリジナルキャラクターの声優一覧』
『合計308作品!スパロボの参戦作品一覧&参戦回数ランキング』
『スパロボに「00~10年代の作品」の参戦が少ない理由を考えようとしたら』

『スパロボ関連メモ一覧』

『すみすみ関連メモ一覧』


2019年5月14日
記事投稿。

2019年5月21日
Can’t stopの購入方法追記。

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